2012年10月06日
尖ったエビとユルいパンダどっちがいいのかを決めるのは自分次第
「CARA a CARA」というお店の名前は「顔と顔」「向かい合って」という意味なのですが、それは
「作り手が食べる人のことを想いながら作物を育て」
「食べる人は作り手のことを想いながら料理を食べる」
今よりもっとそういう風になれば食にまつわる様々なことがよくなっていくはず、という願いから名づけました。
その間を担う者として、私なりに責任を負って取り組みたいことがいくつかありますが、今日はその内のひとつ「食品添加物」について書きたいと思います。
「何だこの魚のエサは?」という方に少し説明をしておきます。
若い人はあまり知りませんので(笑)。
キムチの旨味のベースに使われるもので、獲れたてのアミエビを塩漬けにした「漬けアミ」です。
熊本ではそのままごはんのおかずにして食べたり、焼酎のツマミにしたりと郷土料理になっているのではないでしょうか。
スーパーの鮮魚部で私が丁稚していた頃のお話です。
ある日、チーフが一斗缶に入った漬けアミを市場から買ってきました。
この頃の私は市場から届く毎日違った魚介類が楽しみでしょうがなく、初めて見るものは「勉強のため」という大義名分でよく試食させてもらっていました。
当然、この漬けアミも頂いたのですが…
口に入れた瞬間涙目で吐き出しました!!
一斗缶のものは塩辛く水にさらさないと商品として出せない、と試食を勧めてくれたチーフが大笑いしていました(笑)。
水でさらして1時間後、仕切りなおして試食させてもらいましたが、先程には劣るとはいえこれまた塩辛い。
その旨をチーフに報告すると
「味の素ぶち込め!」と…
私は言われるがまま約18キロある漬けアミに1キロの味の素を混ぜ込みました。
するとどうでしょう!!
塩のトゲトゲしい刺激がなくなって普通に食べられる様になったのです!!
味の素っていったい…何なんでしょうか!?
パンダですか…?
世間では「うま味調味料」と言います。
加工食品の原材料名には「調味料(アミノ酸等)」と書いてあります。
正式名称は「グルタミン酸ナトリウム」とか「グルタミン酸ソーダ」といいます。
私は略して「グルソー」と呼んでいますが「ぐるぐる倉庫」とは関係ありません(笑)。
コレがたくさん使われていると思われるスナック菓子やインスタント麺などには舌で認識している以上の塩が含まれているということですね。
またスーパーに行くと、加工食品の中でコレが入っていない商品を探すのが難しいくらい頻繁に使われていますし、外食では使っていないところが珍しいのではないでしょうか??
現在日本で使用が認められている食品添加物の種類
これらの添加物で直接的な健康被害は報告されていないようですが、「食品添加物 危険性」で検索して色々読んでみると恐ろしくなります。
実際のところ、どうなんでしょうか??
摂取量の問題もありますが、私にはわかりません。
しかし
CARA a CARAでは熊本の豊かな風土で育った素晴らしい食材を、そのままの美味しいさで味わって頂きたいので、調理に使うすべてのものに不必要な食品添加物が入っているものは使いません。
「不必要」ってまた曖昧ですね(笑)。
とうふを固める凝固剤「にがり」は昔から使われているものですし、とうふを作るのに欠かせないものです。
他の多くの添加物の目的が「見た目をよくするため」「日持ちさせるため」「旨味を与えるため」など素材の悪さ誤魔化すための理由とは全く違います。
シンプルにまとめますと
食べる人の顔を思い出して、それが作り手に伝わるように食材を選びます。
作り手の顔を思い出して、それが食べる人に伝わるように調理したいと考えています。
あ~早く店開けたい(笑)。
「作り手が食べる人のことを想いながら作物を育て」
「食べる人は作り手のことを想いながら料理を食べる」
今よりもっとそういう風になれば食にまつわる様々なことがよくなっていくはず、という願いから名づけました。
その間を担う者として、私なりに責任を負って取り組みたいことがいくつかありますが、今日はその内のひとつ「食品添加物」について書きたいと思います。
「何だこの魚のエサは?」という方に少し説明をしておきます。
若い人はあまり知りませんので(笑)。
キムチの旨味のベースに使われるもので、獲れたてのアミエビを塩漬けにした「漬けアミ」です。
熊本ではそのままごはんのおかずにして食べたり、焼酎のツマミにしたりと郷土料理になっているのではないでしょうか。
スーパーの鮮魚部で私が丁稚していた頃のお話です。
ある日、チーフが一斗缶に入った漬けアミを市場から買ってきました。
この頃の私は市場から届く毎日違った魚介類が楽しみでしょうがなく、初めて見るものは「勉強のため」という大義名分でよく試食させてもらっていました。
当然、この漬けアミも頂いたのですが…
口に入れた瞬間涙目で吐き出しました!!
一斗缶のものは塩辛く水にさらさないと商品として出せない、と試食を勧めてくれたチーフが大笑いしていました(笑)。
水でさらして1時間後、仕切りなおして試食させてもらいましたが、先程には劣るとはいえこれまた塩辛い。
その旨をチーフに報告すると
「味の素ぶち込め!」と…
私は言われるがまま約18キロある漬けアミに1キロの味の素を混ぜ込みました。
するとどうでしょう!!
塩のトゲトゲしい刺激がなくなって普通に食べられる様になったのです!!
味の素っていったい…何なんでしょうか!?
パンダですか…?
世間では「うま味調味料」と言います。
加工食品の原材料名には「調味料(アミノ酸等)」と書いてあります。
正式名称は「グルタミン酸ナトリウム」とか「グルタミン酸ソーダ」といいます。
私は略して「グルソー」と呼んでいますが「ぐるぐる倉庫」とは関係ありません(笑)。
コレがたくさん使われていると思われるスナック菓子やインスタント麺などには舌で認識している以上の塩が含まれているということですね。
またスーパーに行くと、加工食品の中でコレが入っていない商品を探すのが難しいくらい頻繁に使われていますし、外食では使っていないところが珍しいのではないでしょうか??
現在日本で使用が認められている食品添加物の種類
これらの添加物で直接的な健康被害は報告されていないようですが、「食品添加物 危険性」で検索して色々読んでみると恐ろしくなります。
実際のところ、どうなんでしょうか??
摂取量の問題もありますが、私にはわかりません。
しかし
CARA a CARAでは熊本の豊かな風土で育った素晴らしい食材を、そのままの美味しいさで味わって頂きたいので、調理に使うすべてのものに不必要な食品添加物が入っているものは使いません。
「不必要」ってまた曖昧ですね(笑)。
とうふを固める凝固剤「にがり」は昔から使われているものですし、とうふを作るのに欠かせないものです。
他の多くの添加物の目的が「見た目をよくするため」「日持ちさせるため」「旨味を与えるため」など素材の悪さ誤魔化すための理由とは全く違います。
シンプルにまとめますと
食べる人の顔を思い出して、それが作り手に伝わるように食材を選びます。
作り手の顔を思い出して、それが食べる人に伝わるように調理したいと考えています。
あ~早く店開けたい(笑)。
11月12日CARA a CARA グランドオープン!!
身体が疲れた時は酸っぱいものを頭が疲れた時は甘いものを
小さい小さいと思っていたものが実は大きかったりする
天は二物を与えずなんて言うが意外とそうでもないらしい
男には牛に触れて一人前みたいな訳のわからないルールがある
想像力は人間の武器であるが妄想力についてはよくわからない
身体が疲れた時は酸っぱいものを頭が疲れた時は甘いものを
小さい小さいと思っていたものが実は大きかったりする
天は二物を与えずなんて言うが意外とそうでもないらしい
男には牛に触れて一人前みたいな訳のわからないルールがある
想像力は人間の武器であるが妄想力についてはよくわからない
Posted by KSK at 19:33│Comments(0)
│開店前の雑記