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Posted by おてもやん at

2012年09月29日

県産品に関心が低い??

こんばんは。


最初のエントリーは、事業計画書に書いたものそのまんまだったんで、何やら各所で「文章がカタい」「らしくない」「ゴーストライターがいるはず」などと囁かれているようですね。

ということで前回の続きの内容を、頑張ってユルめに書いてみます(笑)。


前回少し触れました、熊本に惚れ込んだからこそ感じる「食に関するもどかしさ」についてなのですが

みなさんこの魚をご存知でしょうか??



熊本ではハンタ、正式には苛魚(イラ)といいまして、煮てよし(煮付、鍋、ブイヤベース)、焼いてよし(ムニエル、ポワレ、西京焼き)、揚げてよし、鮮度がいいなら刺身もよし、と本当に素晴らしい魚なんです!!

しかし、見た目のカラフルさと、身にまとわりつくネバネバ、そして少し間抜けなお顔(笑)などが原因かどうかは分かりませんが、水揚げされる割にはスーパーには滅多に並びません。

で、多くの人が何を買っているかというと、煮付けに「グリーンランド産カラスガレイ」、ムニエルに「アラスカ産赤魚」、唐揚げに「アメリカ産トロカレイ(アブラカレイ)」、刺身に「チリ産トラウトサーモン」…。

何で美味しい魚が獲れる土地なのに、遠い国からわざわざしかも脂がのっただけの美味しくない魚を持って来て食べてるんでしょうか??



もう一つは、コレが嫌いという人に会ったことがありません。



全国で和歌山、愛媛、静岡に次いで、熊本県が収穫量の多いみかんです。

しかも熊本のみかんは上記3県と比べても遜色が無い、というかむしろ美味い!!


 な の に …

なぜ熊本のコンビニに売ってあるのはジューシーではなくポンジュースなのでしょうか??

もっと言えば、バーや居酒屋で売られているのはなぜカシス「オレンジ」なのでしょうか??

栽培されていない都道府県ならわかりますが…。


で、みかん農家の人に話を聞くと、出荷できない「見た目は悪いが味は美味い」みかんは二束三文で農協に出すか、切り落としたまま廃棄するそうです。

もう、いったい何がどうなってるのかわかりませんよ!!JA熊本果実連さん!!


そこで、少し面白いことを考え付きました。

熊本の飲食店の大半がオレンジの代わりにみかんを使ったならどうなるでしょうか??

他県から来た人がまず驚くでしょう。そして地元に帰ってから周りの人に言うんですよ。

「熊本でカンパリオレンジ頼んだら、みかんジュースで出てきたんよ!しかも美味かった!!」

聞いた人は熊本県、そして熊本のみかんに絶対興味を持つはず、秘密のケンミンSHOWネタですね(笑)。

それが多くの人に認知される様になれば、県外に出荷されたみかんの価格も上がると思われます。

ムダがなくなり、生産者の所得が上がり、みんなは美味しくて安心なものを消費できる。


誰も損しないのではないでしょうか??


実際やるとなると色々難しいことが多いかとは思いますが、チャレンジする価値は絶対にあると思います。

私の小さいお店「CARA a CARA」からまず一歩、やっていきたいと考えています!!


店名の「CARA a CARA」はポルトガル語で「顔と顔」「向かい合って」という意味なのですが、このコンセプトを既に実現させている素晴らしいお店(会社)があります。


■株式会社 魚勢



「健軍の森」兄弟!素敵過ぎます(笑)


左のヒロさん専務は「ハンタ」を売らせりゃ恐らく日本一の魚屋さんです。

■ヒロさんの「みんなの魚屋さんのブログ」





みなさん!!地元の美味しい魚、果物をいっぱい食べましょう!!
  


Posted by KSK at 01:55Comments(0)開店前の雑記

2012年09月28日

大好きな熊本に恩返しがしたい


私は生まれ育った関西を離れ、ここ熊本に来て12年になります。


スーパーの鮮魚店、田崎市場の卸売業、天明のナス栽培農園と、食品が生産者から消費者へ届けられるまでの様々な仕事に従事してきました。

そこで感じた事は、豊富な地下水から育つ「新鮮でおいしい食材」が揃う熊本の素晴らしさでした。


また、趣味のサッカー好きが高じてロアッソ熊本のサポーター団体代表を務めさせて頂き、そこで関わる多くの人達から、あたたかく人情味のある県民性を知る事が出来ました。

この熊本の地で子供を育てられる事に喜びを感じて日々生活しています。


しかし、そんなふうに熊本に惚れ込んだからこそ、もどかしさを感じる点も多く出てきました。

特に仕事で携わってきた「食」に関して子を育てる親の立場からも、見過ごせない様々な点に気づかされます。


そこで、県外から来た私だからこそ、新たな視点を持ってそれらの問題解消に貢献できないだろうか?

そうすることで、私に幸せを与えてくれている熊本に恩返しができるのではないか?


そんな想いから、このお店を始めようと考えました。  


Posted by KSK at 00:42Comments(0)開店前の雑記